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チャイルド44

チャイルド44/トム・ロブ・スミス

最近は読書集中力が著しく低下しているのだが、往復の新幹線で上下2冊をほぼ一気に読み切ってしまうほどに、引き込まれた。
非常に面白く、途中でやめられない上に、腹にズッシリくる傑作。

 

スターリン政権下のロシアで起こる連続猟奇殺人事件。

真相を追う捜査員は国家反逆罪で追われる身となりながらも、犯人を追いつめていく、というハナシ。


シチュエーション的にも、ストーリー的にも、スターリン暗殺モノの傑作小説「雪の狼」に結構似ている。

プロットもよく練られているし、当時のロシアの閉塞感や重い空気感も行間から感じられ、映像を喚起する描写も見事。
「雪の狼」好きには必読

ちょっと甘めな性善説なトコロも、ハートフルなスパイスとなっている。

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【2008/09/26 19:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
掠奪の群れ
mudai 

「無頼の掟」「荒ぶる血」と大傑作を連発している、ハードボイルド・ノワール系では当代随一のジェイムズ・カルロス・ブレイクの翻訳三作目。

表紙もクラッシュのロンドンコーリングのジャケットを彷彿とさせ、なかなか格好いい。

 

感情を抑制し、事実を淡々と積み上げて物語を構築していく手法は、仕上がりは全く別物とはいえ、カウリスマキに近いかもと思ったりする。

 

実在したデリンジャーギャング団の裏リーダーだったハリー・ピアポントの物語である。

ちなみに、「パブリック・エナミーズ」という映画でデリンジャーをジョニー・ディップが演じるらしい。

 

で、肝心のこの作品だが、正直、前2作と比べるとちょっと厳しい。

淡々とすすみながら、最後に素晴らしいラストシーンが用意されていた前2作とは違い、実話とはいえ、線香花火が消え行くような、なんとも微妙なラストなのだ。

この淡々とした物語進行は、ラストが素晴らしいと大きなカタルシスをもたらすが、そうでないと落胆も倍増してしまう。
これはどちらかというと後者。

【2008/09/19 17:23】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
フロスト気質
本屋へ行ったら、フロスト警部シリーズの最新刊が売っていた。
「フロスト気質」。
前作から4年ぶりくらい。久々の刊行である。
むろん即買い!
このシリーズはすべてがハイレベルで、
コレもちょちょっと数十ページ読んだが、ウィングフィールド節炸裂で
相変わらずのギャグセンス!
ユーモアではなくギャグセンスといいたい面白さなのだ。
いわゆるユーモア小説なるものとは間違いなく一線を画すシリーズ。
複数の事件を巧く絡ませて、フロストの行き当たりばったりの捜査で、見事に着地する様は、まさに絶妙。
この作品も期待を裏切るとは思えず大いに楽しみなのだ。
S・ハンターの大駄作「47番目の男」を読んだあとだけに、さらに期待。
あと、インド人からみた日本文化を綴った「喪失の国 日本」も読み始めたが
これも面白そう。
 
本日のBGMはラスカルズとかファントム・プラネットとかだったが、どうも暑苦しい。
やはりポリスウーマンに癒されるのでありました。
ジェイソン・ムラーズなんかもソーメンのようにつるつる入ってくるので夏向きで、
パニック・アト・ザ・ディスコも当たり障りなく聴けてちょっとサワヤカ。
【2008/07/30 20:05】 | | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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